『デッドマン・ダウン』

世間的な評価ほど悪くなかったし普通に面白かった。確かに惜しいなと思う点もあるが、自分はラストシーンとエンディング曲で全部もってかれました。終わりよければ全て良し。

フランスのシンガー、ザーズの『眩しい夜』です。

この曲がめちゃくちゃ良くて、哀愁ある本作の雰囲気にも合ってました。

ニールスアルデンオプレブは『ミレニアム　ドラゴンタトウの女』でノオミラパスを押し上げた人ですね。

妻と娘を殺された男(コリンファレル)の復讐劇が軸になってるのですが、私はラブストーリーと捉えました。

まるで潜入捜査官のように組織に入り込んで、いろいろ準備しながら復讐の時を待ってるわけですが、その途中で身バレしそうになったりドキドキポイントもあり。

評価が低い原因はサスペンスアクションを期待させる広告とちょいちょい挟まれるラブストーリー、復讐のための準備などが説明無いので今起こってることが分かりづらいというのもあるかもしれない。

しかし事故で顔に傷を追い人生を諦めた女(ノオミラパス)と復讐の為だけに生き、死を覚悟してた男がまた人生を取り戻した…それがストーリーの本質かな。

テレンスハワードは組織のボス役なのだが、いい人そうな顔が邪魔をして少し迫力にかけました。

ノオミラパスは文句なし。組織の下っ端役のドミニククーパーもハマり役。

最後にダメ出しで申し訳ないのだが、コリンファレルはミスキャストな気がする…演技力に申し分はないので好みの問題も大きいかな。同じトーンの暗い作風でも『聖なる鹿殺し』の医師役は良かったけどね。

この役をやらせるとしたら…🤔

エイドリアンブロディ…はどうだろう。失敗したらB級感が出てしまいそうだけど。トムハーディ、クリスチャンベールあたりなら作品全体のレベルが上がりそう。

DVD📀やBlu-rayのコレクションもしてますが、最近はもっぱら動画配信…すぐ観れて楽ちん。

Amazon primeも安くてオススメですが配信量が半端ないU-NEXTはマジでオススメです。映画好きにはたまらないラインナップ。レアな作品も多数。

しかし傑作はやっぱり円盤も欲しくなってしまうのよね。